SALOMON Crossmax 3VSL

SALOMON製 Crossmax 3VSLです.2006年のモデル.

このブーツはなんといってもフレームです.ロッカリング可能.UFS対応.245mm.ヒールブレーキも付いて言うことなしです.SALOMONのヒールブレーキは,シャフトではなくてフレーム本体に固定するタイプなので,ヒールブレーキの着脱が非常に簡単です.CRして,スラロームして,なんにでも使える.まさにFSK(フリースケート)!!

配色も大好き.オレンジと黒.

ブーツは同系機の最上位機種であるCrossmax S-Lab2にはかないません.インナーはオートフィットインナーで履いているうちに足型に合うようになるらしいです.あんまり良くわからない.タンの部分が少し硬いので足首が曲げづらいのが問題かな.それでも他のメーカーのブーツよりも遥かに良質な履き心地.

つま先のストラップはまあまあ.サイズさえ合っていれば紐やストラップは締めなくても滑れます.それくらい履き心地は良いのです.

インソールは・・・ダメです.靴屋で2000円くらいで売っているやつでもはるかに良い.

総合的にはブーツ本体は硬さとやわらかさのバランスが非常に良くて,履きやすい,初心者にもオススメできる一品.これを買っときゃ問題なし!

・・・でした.(2006年からSALOMONはインラインスケートから撤退したのです.)このブーツだけでも売って欲しかったね.

アウトエッジ症候群対策

なぜアウトエッジになるのか

よく,「SALOMONのブーツはアウトエッジになりやすい」という情報を目にします.どういうことでしょうか.

たしかに私もこのブーツに関して言えば,アウトエッジに乗りやすいな,と思います.

結論から言うと,SALOMONのブーツがアウトエッジになりやすいのは,フレームが付いている位置がセンターから内側にずれているからです.

ふつうのブーツ サロモンのブーツ
(図右側が土踏まず側,つまりイン側)
れはSALOMONの独特らしく,ほかのほとんどのブーツでも同様のつくりになっています

図をごらんください.通常,RBなどのブーツはセンターにあるものが,SALOMONのブーツではイン寄りになっているため,荷重した場合にはアウトエッジに倒れようとするモーメント(回転の力)が発生するのです.

ふつうのブーツ サロモンのブーツ
(図右側が土踏まず側,つまりイン側)

これは初心者にありがちなインエッジ症候群を強制できますし,一概に「悪い」とは言い切れません.ただ,多くの人がこのアウトエッジ症候群のために,足の痛みに悩まされている気がします.

アウトエッジ症候群だとどうなるのか(私の場合の考察)

ここでは私のケースについて紹介します.この記事はあくまでも私個人の感想が含まれていますので,参考までに.

私の場合,スラロームをしている間はまったく気になりません.むしろ滑りやすいくらいです.スラロームをしているときは,基本的にアウトエッジで滑っていますし,ブーツを履くというよりは,引っ掛けている感じで滑ります.

しかし,CRなどインエッジで加速する動作が多いすべりをした場合は,足の裏の土踏まずの部分や,親指の付け根,つまりイン側が痛くなります.これはなぜでしょうか.

私の考察では,ブーツがアウトエッジだと,イン側の足の裏で蹴ることが多くなることが原因と思います.ちょうど下の図のようです.

通常の場合,ブーツは足と一緒に倒れる アウトエッジになりやすいブーツは,足に対してブーツの倒れ角が少なく,足の土踏まずの部分が余計に圧迫されて痛くなる.

アウトエッジ症候群対処法

このブーツにおいてアウトエッジ症候群を解消する方法は以下の2種類あると思います.

  1. フレームの位置をセンターにもどす
  2. 足の位置をセンターにずらす

UFSのシステムのブーツでは,Aのようにフレームの位置を移動させるような対処は非常に難しいです.そこで私の場合はBの対処法を行いました.

図を見てください.ブーツの中身,インナーブーツのアウト側にスポンジなどを入れることによって,外側を狭くして,紐を締めたときに自然に足が内側に寄るようにしました.

施術前

実際はスポンジなどをはさむことになると思います.下の写真が実際の図です.

前から見たとこ 外側から見たとこ

これでかなり改善されました.かなり強引な対処法ですが,試してみる価値はあると思います.

まあ必ずスポンジがヘタってしまうでしょうから,そのたびにスポンジを足すなりしていくしかないでしょうね..


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